3年間追いかけていた作家さんがいた。
初めて作品を読んだ時は心震え、涙が止まらず、この気持ちをなんとか伝えたいと、実家でレターセットもないのに、
ハガキにひたすら書き綴った記憶がある。
そこから刊行される度にわくわくして、必ず本屋に行き、買いに行ったものだった。
普段は通販が多い自分だが、自分で見つけて、
あった!と感動を味わいたかったものだった。
そして、その想いを度々手紙にして託していた。多分両手で数えられないくらいは書いていた。
先日ついに完結迎え、その節目として講演会とサイン会が開催されることになった。
過去に何度かサイン会などが行われていたことは知っていたが、やや遠方であり毎回諦めていた。
飛行機でないと行きにくい場所、北海道であった。
だが、今回ばかりは
これを逃したらもうない。
最初で最後のチャンスだろう。
と私の中で感じていた。
気づいたら、日程調整し、なんとか行けそうだと確信し、航空券の予約を始めていた。
ちなみに北海道は8月にも行っていた。
大好きな場所でもあった。
今回はそれもあり、日帰り弾丸旅行。
本を片手に始発に乗り込んだ。
成田から新千歳へ。
久しぶりにLCCを利用。
コスパが本当に良い。チェックイン時間が早いのがネックだが、それさえクリアすれば問題ない。
雲海見るのが楽しみなので、窓際にする。
久々ぬいも一緒。
そんなことで2時間程で到着。
初めての地。
行きは迷うと困るからタクシーで。
時間ギリギリだが、なんとか間に合った。
整理券が必要的なものもみたが、事前問い合わせし、当日券あるとのことで、安心して行けた。
会場は満席状態。
明らかに私は年齢層が上で浮いていた気がしたが、仕方ない(笑)めちゃくちゃそわそわしていた。
程なくして、作家さんーーー高杉六花先生の登場に私は心の内で拍手喝采していた。
SNSなどでお写真は拝見していたが、実際にみると感動はひとしおだ。
作品の裏話などを交え、先生の作品への愛が熱く語られた1時間とちょっとだった。
心から物語を楽しんで、伝えたいと言う気持ちがひしひしと感じとれた。
そして、ついにサイン会の始まりだった。
並んで待つ時間。緊張して、ドキドキが隠せない。
とうとうこの時がやってきたのだ。
先生は雑談混じりにファンの方と楽しくお話しされていた。
ついに私の番。ふ、震えてきた。
名前をどうするか聞かれ、名乗ったら
びっくりされていて、
「え?本物ですか?」
と聞かれた気がした(記憶が定かではないが)
私としては覚えててくれたのがとても嬉しかった。
一応証拠?でファンレター書きましたと出したら納得✌️
後は何を話したか緊張しすぎてあまり記憶がないが、
無事手紙やお土産を渡せたのでミッション達成した。
ようやく会えましたね😭😭😭😭
帰りは思った以上に暑くて(実際のところ気温も上がっていた)
そして胸のうちもほかほかあたたかった。
こんなに気持ちが満たされたのは久しぶりだった。行けて本当に良かった。
自分を突き動かすことがあるなら、可能な限りそれに身を任せるのもありなんだと思う。
活力をいただきました。
ありがとうございます!
作品の感想はこちら↓↓↓
https://note.com/1031mike/n/n3315eae522c2
数年前に別のサイン会に行った話はこちら。
あの時も弾丸旅行。体が勝手に動いていたような。
https://meko0208.hatenablog.com/entry/2019/11/30/184001
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